蜂蜜の秘密

蜂蜜と女王蜂

こんにちは、「蜂蜜の秘密」です。

ミツバチたちの社会は、女王蜂と呼ばれる、特殊な能力を備えたメス蜂によって支えられています。同じメスのミツバチでありながら、働き蜂には普通、産卵能力はありません。ミツバチ世界の生命は、この女王の背にかかっているんです。

女王蜂は、働き蜂にない様々な特殊な、神秘的な能力を持ちます。そもそも身体の大きさからいって、働き蜂の比ではありません。働き蜂の約2〜3倍の身体をもち、その寿命は、30倍〜40倍と言われます。1ヶ月さほどで寿命を迎える働き蜂に対し、女王蜂はなんと、3〜4年の長寿をまっとうするんです。そしてこの長い年月をかけ、毎日約1500〜2000個の卵を産み続けるというんですから、あっぱれとしかいいようがありません。
このある種、神秘的ともいえる女王蜂の能力はいったいどこから生まれるのでしょうか?

彼女の能力を育んだ秘密の食べ物、それが「ローヤルゼリー」です。「王乳」と呼ばれるように、これはまさに王家の食べ物で、女王蜂はその長い生涯を通じて、ローヤルゼリーだけを食べて成長し、生き、卵を産み続けます(ちなみに、ほかのミツバチ・・・働き蜂・・・も孵化した当初、3日間ほどは、ローヤルゼリーの恩恵を受けることができるんですが、その後は花粉と蜂蜜を混ぜたえさで成長していきます。そしてここが、女王となるべき姫君と、生涯働き続ける働き蜂との決定的な運命の分かれ道となるんです。ミツバチ社会もなかなか大変ですよね!)。
蜂蜜同様、この魅惑の能力を生み出す「ローヤルゼリー」の有用性は、古代ギリシャ時代から着目されてきたんです。